多汗症の特徴
多汗症とは尋常ではないほどの汗をかく症状のことをいいます。
汗はどなたでもかきますが、多汗症の人の場合はその比ではありません。
例えば、鉛筆を持とうと思っても汗で滑って持つことができなかったり、書類に記入しようとすると汗で紙が破れてしまうほどの量なので、明らかに他の人とは違います。
多汗症はこのように生活に支障をきたすほどの汗をかいてしまうため、何かと不自由な生活を送っている人が多いです。
そして、多汗症には以下のような特徴があります。
・一過性のものではない
・多汗と無汗を繰り返す
・発汗する部位が決まっている
多汗症は一過性のものではなく、一度発症するとそれからずっと継続することが多いです。
子供の頃に発症した場合、大人になっても続くため、一般の小児疾患とは異なります。
常に汗が出ている訳ではなく、多汗と無汗を繰り返すというのも多汗症の特徴です。
スピーチやプレゼンといった緊張する場面になると多汗の症状が現れやすいでしょう。
発汗する部位は決まっており、手のひら、足のうら、脇下、顔、頭部によく見られます。
PR